1549m〜1835.2m


天候(曇り              今回のコース(GPS)






登山道は藪漕ぎ(廃止された登山道)の旭嶽




   

大黒屋さんの前を通り登山口へ       大黒屋さんの温泉プールと大浴場







      

登山道の入り口       三段の見事な滝     何故か登山道が国道289号線









    

白水の滝          豪快な流れ       温泉神社の道標(遊歩道になってます)









 

ブナの倒木が多い     登山道に横たわるブナ       最初の案内板












  

倒木に飾られたツルの絵模様        蝶の舞い(枯れ葉が落ちるように舞う姿が見られました)













       

クモのアート(朝露に輝くクモのアトリエに、暫し見とれて道草を!)









        

甲子峠への分岐          サルの腰掛け(色つやが良い、何処に座るのかな?)











      

甲子山山頂に在る方位板        山頂のSEI












  

コルまで下り廃道の登山道を辿る 案内板には注意書き道無き道(写真の通り)を藪漕ぎして山頂へ











  

トリカブト   旭嶽山頂1835.2mのSEI    山頂はシャクナゲの群生








             

ぼんやりと浮かぶピーク         可愛いピンクのお花畑







  

下山路で見つけたマイタケ                お花さん







今日も曇り空の登山になる 最近晴れた日の登山から見放された様だ!
甲子温泉(大黒屋さんの前を通る)登山口から甲子山〜旭嶽の予定で出発した

情緒溢れる作りの離れが際だつ大黒屋さん、渓谷に面して露天風呂と大浴場が登山道より見下ろす位置に在る
不思議なのは登山道に国道の標識が在ること、何故国道??ん〜〜国道だからかな〜、だんだん解らなくなる?
石作りの橋にさしかかると左手に三段の見事な滝が!大きな流れの音と共に落差を付けて豪快に流離う水しぶき
見とれて味わう爽やかな微風! これから登る為のエネルギーか全身を優しく包んでくれた。

柵が縁取られた遊歩道を進む 温泉神社の前を通り越すと 
いよいよ登山道の雰囲気を醸し出すブナ林へと吸い込まれて登る 
ブナの倒木が多い登山道、ブナの横たわる姿 根本を見ると巨木の割には根が短い
巨木を支えるには短すぎる根をみてこれも自然の摂理かなと繰り返される輪廻を垣間見た気が致しました

一時間ほど登るとクモのアートに巡り会うアトリエは見事な自然の大空間
クモの巣の中心には数ミリの小さなクモの姿を確認出来た
こんな小さな体でこれほどまでにダイナミックなアートを披露するとは
神秘的な光景に暫しの道草を頂きました。

甲子峠への分岐を過ぎると間もなく甲子山山頂に着きました
ここまでの道のりで会った登山者は一人 単独の男性が熊避け鈴をリンリンと鳴らして下って行く

山頂の展望は無し白一色のガスの天空 小休憩をして旭嶽へと向かう
一気に70m位下りコルへ そこから標高差350mの登り
道標には登山道なしの注意書き 藪を超えて登る 進むに連れて険しくなる道無き道!
粘土質の滑る急登 切れ落ちた崖 痩せ尾根の稜線 数回のピーク超え
息が上がり足が重い 一つ目のピーク 二つ目のピーク 三っ目のピークと登る
何時しか辿り着いた旭嶽山頂 赤とんぼが舞う小さなピーク
そこには手書きの旭嶽山頂の看板が設置されてて
山頂に着いた登山者を見守る護身物にも見える優しさが出てる看板でした。

山頂で汗まみれの体を癒し45分間の滞在はあっと言う間の時間で
ビールに酎ハイをあおりクルミパンを頬張る程度の時間に過ぎない!
と言うよりは充実した時間なので過ぎるのが早い
いくらあっても足りないのが山頂の一時 このまましばらく眠りたいそんな衝動に駆られるのも
この空間に秘められた魔法の囁きでもあると思う。
急かされるように下山支度 急な下山路に悪路を考えるとゆっくり
寛ぐわけには行かない
気を引き締めて痩せ尾根を下る。

藪の道を嫌がるように早足になる 早く下りたい気持ちが焦り足を滑らす
掴まる枝も無く悪戦苦闘の下山でした

甲子山のピーク〜峠の分岐〜そして1200m地点に来たときに
目の前に現れた(視界に飛び込んだ)大きな笠のキノコ
ウヒョーなんだこれは O〜マイタケだ〜 うわ〜 と大げさに喜び舞うSEI
なんとマイタケが下山道にヒョッコリといるではないですか??????
登るときは解らなかったマイタケ 数時間の間にヒョッコリニョキニョキと出てきたのか????
そんなはずはない確かに行くときは解らないが間違いなくマイタケである
それほどまでに感動したマイタケとの出会いでした
マイタケご飯に天ぷら考えるだけで弾む体
汗ばんだ体が爽やかに変わる瞬間がマイタケとの出会いになりました・・・ごちそうさまです (^O^)

下山後 大黒屋さんで入浴 フロントの男性にマイタケを見せると
このまま取らないで置くと5kgにはなりましたね(^-^)と微笑んで話してくれた

今日の収穫は旭嶽の藪漕ぎとマイタケに尽きるそんな素晴らしい一日でした
・・・・・・SEI・・・・・



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